mishikino's diary

素人が作家として自分を昇華させる研究所

2013-01-01から1年間の記事一覧

二周目へ向けた方針と、新人賞のメカニズム

さて、と。 粗方読み尽くしてしまったので、二周目に突入しました。 読書メーターの方もピタっと止まったような感じになっています。 最初は「売れてる本から根こそぎ奪ってやる」ぐらいの 意気込みではじめたものの、達成してしまうと次が見えなくなります…

自分はだれ?(高校文化祭編)

学園ものはどこかしらで出てくる出現度の高い題材なので 見学を装った取材に行ってきました。 特定されたくないのですが母校。 当時の私は、学校活動に壮絶なまでの非参加な生徒でした。 そのぶん、他にやりたいこと……ではないですね。 目指したいこと、成し…

日常的な衝撃波、と駄文(ステップアップ)

最近は読書生活が安定しており、ここであまり書くことがない。 「アクセル・ワールド(2)~(既刊)」を読み進めているものの 一冊を二日で消化が限度な精読力です。 まあ、当初の予定どおり 「三ヶ月に一度ぐらいで見に来ればいいと思う」 という感覚的根…

朝に弱い、夜に強い。集中は二十分。

朝に目が覚めて、朝食をとったらすぐに脳がシャッキリとして 集中できる人はとても羨ましいです。 方法論を教えて欲しいぐらいです。 私は真逆です。 生まれつき、脳波三型におけるα、β、γ派のうち 興奮をつかさどるβ派が強かったようです。 (脳神経外科の…

物語、お話、その他(筋の分類)

マグダラで眠れ(2)を読了し、狼と香辛料(1)に 取り掛かって、はや5日が経とうとしています。 「あー、わし物書きに向いてないわー」 とか非常に悲観的かつ、思っても考えてはいけないことを 浮かべながら、一日20ページほどのペースで進めています。 …

固い文章、固い印象。柔らかい文章、柔らかい印象。 - MIX

固い、柔らかいという感覚的表現はよく目にすると思うのですが いったいどういうものなのでしょうね。 「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(1)~(6)」の後に 「マグダラで眠れ(2)」を直感的に選択した理由がわかりました。 前者は固い文章…

カタルシスの正体に迫ってみる(第一回)

カタルシスの代名詞として帯に出された作品は、かの有名な 「アクセル・ワールド」ですが、私は今まさに違った角度で 同種のものを感じてしまったので、後のため記しておきます。 「かわいそす」+「共感」+「興奮」=「カタルシス」 これが今のところの定…

得意分野と作風のマッチングについて考える

渡航先生なら、それでも渡航先生なら許してくれるッ! と思うので出してみます。 渡航先生はデビュー作(前作)にて妖怪譚っぽいものを 語られておられたようで。 読んでいませんし、買ってもいません。 題名とイラストを見ればなんとなく、と。 漫画ならば…

作風と読者のリズム - 助詞を省くか載せるか

前回の雑記と合わせてお読みくださると 「なるほど」感が増すかもしれません。 どうも突っかえるというかリズムが狂うというか 変なところで「ガクッ」っとなる感じ。 自転車で言えば、ギアを変えた瞬間のアレ。 自動車で言えば、同じくギアを変えたときのア…

言葉選び - 忘れがちな基本

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(2) の読書も終盤に差し掛かったときのこと。 なんだ? この違和感…… 唐突に表れたそれ。 御織乃は超感覚タイプなので、この辺は敏感です。 が、知識が阿呆すぎてどうしようもないので言語化できず。 文章にして…

リフレッシュ術 - 双極性障害から見た有効法

おいおい障害者ですか、と思われますか? 答えましょう。そうです。 と、言ってもこれは精神疾患の一種でハリウッドなどでも活躍する 超有名女優、男優さんなども多くいるありがたくも使い所が難しい ものです。 普通の人から見るとこんな感じ。 「お前、昨…

一人称と三人称の違い - 先達より学ぶ

とあるインターネット掲示板のとあるスレッド。 「僕」と「彼」という極めて曖昧で淡白な話題でした。 これなら私でも入る余地がある そう思い、例文を含めたアレンジ文章を投下してみました。 ---- 疾走した身体の勢いが伝わるように腕は月明かりを振り払い…

言葉のないセリフによるキャラクター印象術

「……」 「…………」 「……っ」 「っ……」 「……っ……」 マグダラで眠れ(1) 著:支倉凍砂先生 にてフェネシスのセリフ。 他の言葉のあるセリフや、行動、 主人公とのやりとりなどなどから、 「この子は信仰深く、修道に身を置く代名詞のように頑なだな」 という印…

地の文 - すべてが地

目新しい発見ではないですが、体験をしたので記します。 初心者が最初に書くとまずセリフだらけになるとよく聞きます。 実際に私も例外ではなく、完全に「台本」になってしまいました。 地の文を意識しようと思い、まずは地の文から書く試みをしたところ 今…

四次元の文章を使い分ける

またとある著書からインスピレーションを得てメモにしておきます。 本当にすばらしい、最高の文章は四次元である。 数学で言えば、点・線・面の三つが同時に表現されており、 さらに上位次元のものを一つ加えたものだ。 文学でこういうものをどう例えたらい…

表現力に悩む精神的な支え

【プロ編集者による】文章上達<秘伝>スクール弐 著:村松恒平 P.80 まさに自分の状態に対し、回答を一部抜粋。 保存用にしたいと思い載せますが、著作権上の問題があれば削除します。 ========================================= ●答● インスピレーション…

新聞記事

創作視点で読むと、よくできているなあ、と感心する。 テーマのあるシリーズものが良い感じだ。 何を伝えたいのか。 どう感じさせたいのか。 社会性を問えるか。 などなどの要素が短い文章に詰め込まれている。 一切の無駄がない。 とても凝縮された地の文と…

地の文の練習 - 俯瞰的アプローチ

もともと私は「俯瞰」という語彙を知らなかったのですが 「GAIANT KILLING」著:綱本 将也 , ツジトモ(両先生)にて そのイメージをいただきました。 語彙は辞書にてこそこそと。 しかも名前は忘れてしまったライトノベルで「俯瞰」が再登場した際に慌てて…

自己紹介

はじめまして。 御織乃と申します。 よくありそうな名前で 「あいつか?」 「いや、あいつじゃないだろこいつだ」 「そんな馬鹿な、こっちに決まっている」 とか混乱させたい。 それに加えて別のとある理由から御織乃(みしきの)が誕生しました。 H.N.(ハ…