mishikino's diary

素人が作家として自分を昇華させる研究所

プロットを書く。その奥深さ。

この記事は別所で掲載したものを一部改稿しています。

 

プロットを書かないなんてありえない。

でも実際にそういう作家さんはいます。

では彼らはどうやってストーリーを作っているのでしょう。

 

きっと「書きながら」「頭のなかで」

別離させなくとも現在進行形で執筆と構成、

終わり方までプロット起こしせずともできるのでしょう。

 

これも一種の才能。速筆のキモはきっとここでしょう。

 

以下は別所で書いたものですが、そのまま掲載します。

 

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「プロットを書いてみましょうか」「まず一作完成させましょう」

去年、とある場所でとあるプロ作家さんに言われたことなんですがね。

まあ誰にでも当てはまる最初の一歩ってやつですね。

 

プロットになってるのか怪しいものですが、まあ書きました。

理由がふざけていて、上でちょっと書いたんですが「俺の方が面白くね」という、

ふとした思い込みから。

 

いざ書いてみたのですが、頭の中で練り込んでいたものが

スッポリ抜けてしまった感じで、

どうにも調子が上がらないんですよね。

 

まあ改めて……受賞を目指した作品作りって、くっそムズいですね。

頭の中で練っていた方がいいと思うのですが、容量的に限界がきてしまう。

でもプロット化してデータとして残すと、

安心感からか創作脳が明らかにサボっているんですよ。

 

PCのメモ帳に書いたプロットを膨らませて面白くできれば最良なんですがね。

あえてもう一度いいたい。これくっそムズい。

 

プロット化したデータと創作脳を、

ダイレクトでリンクさせる技術が必要だと思うんですよ。

これはメンタルトレーニングですね。難易度高いなあ。

 

しばらくプロットとにらめっこする日々が続くような気がします。

起承転結、序破急、プロットポイント(1)(2)を抑えながら、

全容を作る。うむキツイ。

 

まあ最初にエンディングを作って、その次にオープニングってのは、

プロットを作っていてわかってきました。

 

実際に書くにしても最初と最後が決まってないと話の作りようがないんですよ。

最初に終わり方から入るという手法は私には難しいですね。

「始まりを書いて」じゃあこの物語の終わりはどうなるんだろうと

「終わりを書きます」。

これでプロット作りがかなり捗るんですよね。

 

終わりと始まりを書くのは素人でもできると思うんですよね。

それを魅力的なストーリーに仕上げることが地力を競う本当の戦い。

それができない。

 

まだまだ地力が足りないのは十分承知なのですが、なんとかならないかなと。

この辺を上手く転がせないのが「不調」と感じている原因だと思うのですが。

自分で言っちゃうのも変ですが、明らかに次のステップに進んでますね。

そしてハードルの高さにすっ転びまくって前に進めない状態。

 

プロットレベルなら「起」「結」はこれでとりあえずいい。

問題は「承」「転」がまるで魅力的なプロットにならない点。

「承」に繋がるインパクトシーン1、

「転」から「結」をつなぐインパクトシーン2、

こいつらも難関ですね。

 

奥が深いにもほどがある。

本当にライトノベルでプロになると決めたときに「これは山だ」と例えましたが

勢いだけで登るのは限界があると思い始めました。

 

高い山にアタックするには「計画」が必須なんですよね。

天候を読み、体調を管理し、登頂予定のルートを把握する。

これがプロット起こしと類似しているんじゃないですかね。

 

まあ、いろいろやってみます。

何もできないなら頭をからっぽにしてリセットします。

なんせ、頭にあったものはデータ化してもう分離させてしまったので。

 

今年が終われば二年目が終わり三年目に突入する。

初夏までに完全なプロットを仕上げられるかで、三年目に作品を提示できるか決まる気がします。

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御式乃でした。