mishikino's diary

素人が作家として自分を昇華させる研究所

作家業界の「ほう」「れん」「そう」、一例

一般常識における集団行動では

「ほう」「れん」「そう」が基本です。

 

これは学校だろうが、社会だろうが同じことで

報告、連絡、相談なしでは成り立ちません。

 

と、いうことを本日、某所にて確認してきました。

では作家における、ほうれんそうとはなんぞやと。

 

 

Q1. 担当さん、爪が割れて痛くてタイピングできません!

A1. 要連絡、報告に含まれます。度合いによっては締め切りに関わるためです。

 

普通だったら連絡しませんよね。

「◯◯氏(上司)、爪が割れて痛いんで今日仕事休みます」

ふざけんな、と電話口で怒鳴り散らされるレベルです。

作家業界では、これは「連絡」「報告」としてアリのようです。

 

 

Q2. 質問魔って嫌われるんじゃないの? 関係性を築く上で矛盾しない?

A2. 気づくべきことは自分で気づくべきでしょう。

   ですが、もし万が一、最悪のケースとして、最初から書き直すハメ

   になるとも限らないため、聞いておいた方がいいです。

 

この質問の前に、

「仕事をする上で関わる人たちと気持よくできるよう、心がけましょう」

的なことをおっしゃっていたので、それに疑問を呈する形になりました。

 

社会人時代にあったんですよ。

小さなミスがのちのちに大きな事態に発展するケースを考えて、

少し疑問を感じたらすぐに質問していたことが。

 

その頃に言われたこと。

「このぐらいは確認するまでもないから、進めちゃっていいよ」

(ちょっと怒り気味

 

質問をされた側は、答えるために『仕事を中断しなければ』なりません。

集中して行う仕事ほど、質問という事象は関係性に深く関わってきます。

 

正直言って、「……(そのぐらいのことで聞いてくんな!)」

と思われたくないですよね。そのための問いかけだったのですが、

作家業においては、これは質問すべき、とのこと。

 

一般社会の常識とあまり変わらないと言っても、

やはり違うところは違っているようです。

 

 

さて、ここまでが当ブログにおける主題なので切りたいところですが、

続きがあります。

 

その壱

向いてるジャンル分け。

 

・現代風ファンタジー

・バトルもの

・ミステリー

 

の3つの要素が濃く出ているようです。

この3つって、完全に王道パターンですよね。

今まで自分のことを邪道派だと思っていたので、これは想定外。

 

手持ちの作品はすべてこれに当てはまっていました。

ただし、「ミステリー」。これだけはそこまで強くないです。

 

謎、伏線、回収ぐらいしか考えていなかったので、

ひょっとしたら武器になりうる要素なのかもしれません。

 

読んで知っている作品で当てはまりそうなものは……

エーコと【トオル】の部活の時間(電撃文庫:第19回金賞)

・カクリヨの短い歌(ガガガ文庫:第7回大賞)

あれっ、意外と穴場だったりするんでしょうか。

 

どちらもミステリアスな展開で惹きこむ作品です。

ふむむ……本気でミステリーをかじってみましょうかね。

 

 

ちなみに、DOG DAYSが大好きだったりするのですが

「異世界ファンタジー」はまた別物のようです。

 

そもそも「異世界」という時点で高難度の「設定」を要求されると

推察されるため、現段階では無理があるようです。

 

ホントは異世界ファンタジーを書いてみたかったりするんですけどねえ。

 

 

その弐

とある在校生いわく、

・学校に入るまでは書いたことがなかった

・現在、一つ作品を仕上げて応募中(2年生:1年経過)

・応募先はMF文庫J

 

才能が開花したのでしょうか。

MFと言えば「キャラが良ければすべてよし」なイメージなのですが。

そこで問いかけです。

 

「やっぱりキャラですかね。女の子を書けないと?」

「ですよねー!!(ノリノリ」

 

ちなみに、インテリ風の普通の方でしたよ。

エロゲをやりこんでるとかそういった風合いは微塵も感じられませんでした。

ノンヲタク。

 

ふむ、女の子キャラがやはりライトノベルにおいて非常に重要なことは

間違いなさそうです。

 

仮に、「キャラクター」「ストーリー」「設定」の3つで作品が

成り立っているとすると、私の場合は「キャラクター」が最も弱いので

これも抑えるべきポイントですね。

 

はてさて、どんな女の子キャラがいいのでしょう。

今後の研究材料となりそうです。

 

「野郎はどうだっていいんだ。女の子がかわいけりゃそれでいいんだ」

とまでは行かないにしろ、2:8ぐらいの割合で「キャラクター」は

女性重視ですかねえ。

 

 

と、今回はこんな感じのモノを拾ってきました。

 

余談になりますが、4月から消費税が8%に上がるため

4月上旬発売の作品が前倒しで発売されるケースが発生しているようです。

 

いつかは書きたい大好きな「異世界バトルファンタジー」の

「問題児たちが異世界から来るようですよ?」の新刊を読みます。

 

消費税が上がることで、唯一これだけはよかった現象として

作中のネタにでも仕込むとしましょうか。

 

----

 

以上、御織乃でした。