mishikino's diary

素人が作家として自分を昇華させる研究所

言葉のないセリフによるキャラクター印象術

「……」 「…………」 「……っ」 「っ……」 「……っ……」 マグダラで眠れ(1) 著:支倉凍砂先生 にてフェネシスのセリフ。 他の言葉のあるセリフや、行動、 主人公とのやりとりなどなどから、 「この子は信仰深く、修道に身を置く代名詞のように頑なだな」 という印…

地の文 - すべてが地

目新しい発見ではないですが、体験をしたので記します。 初心者が最初に書くとまずセリフだらけになるとよく聞きます。 実際に私も例外ではなく、完全に「台本」になってしまいました。 地の文を意識しようと思い、まずは地の文から書く試みをしたところ 今…

四次元の文章を使い分ける

またとある著書からインスピレーションを得てメモにしておきます。 本当にすばらしい、最高の文章は四次元である。 数学で言えば、点・線・面の三つが同時に表現されており、 さらに上位次元のものを一つ加えたものだ。 文学でこういうものをどう例えたらい…

表現力に悩む精神的な支え

【プロ編集者による】文章上達<秘伝>スクール弐 著:村松恒平 P.80 まさに自分の状態に対し、回答を一部抜粋。 保存用にしたいと思い載せますが、著作権上の問題があれば削除します。 ========================================= ●答● インスピレーション…

新聞記事

創作視点で読むと、よくできているなあ、と感心する。 テーマのあるシリーズものが良い感じだ。 何を伝えたいのか。 どう感じさせたいのか。 社会性を問えるか。 などなどの要素が短い文章に詰め込まれている。 一切の無駄がない。 とても凝縮された地の文と…

地の文の練習 - 俯瞰的アプローチ

もともと私は「俯瞰」という語彙を知らなかったのですが 「GAIANT KILLING」著:綱本 将也 , ツジトモ(両先生)にて そのイメージをいただきました。 語彙は辞書にてこそこそと。 しかも名前は忘れてしまったライトノベルで「俯瞰」が再登場した際に慌てて…

自己紹介

はじめまして。 御織乃と申します。 よくありそうな名前で 「あいつか?」 「いや、あいつじゃないだろこいつだ」 「そんな馬鹿な、こっちに決まっている」 とか混乱させたい。 それに加えて別のとある理由から御織乃(みしきの)が誕生しました。 H.N.(ハ…