mishikino's diary

素人が作家として自分を昇華させる研究所

建築物の構造についての考察と一例

うわ、題名を書いてみたら、なんぞ論文かレポートみたいになってしまった。

どうも、いろいろやっております。

 

先週の土曜にもちょっと講義を聞きに行ったりしたのですが

その道中でのお話です。

 

ある建築業者……でいいのかな?

が、建設途中のマンションの説明会のようなものをやっておりました。

と、いってもごく小規模でオープンな感じですが。

 

以前はその場所にアパートが建っていたのですが、

取り壊して、新しく2階建のマンションを建てるようです。

 

はい、ここで私は壮絶な違和感と疑問点に襲われました。

 

 

(2階建ってマンションと呼べるの?)

 

 

辞書で調べてもわからないであろう重要事項に思えました。

当然質問です。

 

「あの、マンションとアパートってどう違うのでしょうか。

この規模だとアパートの方がしっくりくるのですが」

 

「ざっくりご説明すると、アパートは木造で、

マンションはこのように鉄筋や配管にコンクリートで構成されるんですよ」

 

なるほど、納得。

 

 

こんな疑問がスッと出てきたのは

電撃文庫より、「はたらく魔王さま!」がまだ生き残っているため。

 

制作経緯で、編集さんが褒めていた箇所がビンゴだったのです。

「アパートというか、ボロ屋の構造をしっかり描かれていますよね」

確かこんな感じ。

 

私がこれを見逃すはずもなく、以来ず~っと頭の片隅に置いておいたものが

一歩前進した感じですね。

 

審査する編集さんはこの辺とか見てるぞー! つまりこの辺はしっかり書く。

読者としては、精緻に説明されなくても、「赤錆びた階段のボロアパート」

ぐらいで満足しちゃうのにね。「書く」と「読む」ってまったく別物で本当に

不思議です。

 

 

で、見て聞いて体験してきました。

アパートは文章にできないけど、2階建てマンションという

なんとも不思議な響きのする構造体はしっかり書ける知識をゲット。

 

なお、使いドコロはまだない。

 

 

いやぁ、対応してくれた方がいい人でよかった。

・将来一人暮らしをする予定はある

・友人の家族がマンションを持っていて、借家として儲けている

・職業? 作家です。画家とどっちかまだ迷ってますけど

とか餌をまいてごめんなさい、ですけど。

 

ウソではないので悪しからずですね。いや、これホントですよ?

デビューして連載を重ねられるようになったら一人暮らしする予定ですし、

友人の家族がマンション借家経営もしているというのも本当です。

最後が怪しいですが、私は正真正銘、作家ですし。

 

アマチュアとかワナビとか区別なんぞどーでもいいです。

作家の前に「プロ」がつくかつかないか。わたしはこれだけです。

ゆえに作家なのです。

 

 

抱えている作品で、古い屋根瓦とかある家が必要なので

その辺にも注意がいくようになって新発見した日でした。

 

 

なお、講義の内容は作品が本屋さんとかに並ぶまでの工程

みたいな感じで、すっっっごく広聴者が少なかったです。

 

まあ、当然ですよね。デビュー後のことを知る前に

プロになるためにはどうすればいいのかを聴きたい人が大半でしょうし。

 

逆にこうも言えます。

今回、これ聴きに来てる奴らはライバルになる可能性が高い。

 

すでにプロ意識を持っていて、作品の完成とデビューは時間の問題であり

その後、生き続けるためにはどうすればいいのか、

それを知りたいという連中でしょうし。

 

 

記事にエンターテイメント性が足りないとか言われそうなので、

こんなことを言っちゃいましょう。

 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の著者である

渡航先生がブログで「作品ができるまで」でボヤかしていた

 

  2,3日に一回は担当さんとメールで

  「ぶっ殺すぞ」と言い合う作業です。

 

が、どういった事象なのかを具体的に解説してくれるものでした。

 

拝聴して納得です。なるほど、こりゃあながち間違いじゃないです。

確かに、数日ごとに「ぶっ殺すぞ」と連絡という名の罵倒をしあう作業です。

 

プロは大変ですね、ホント。

 

実は、けっこうデビューが見えてきたので、精神的な余裕が生まれています。

うん、このままいけば今年で勝負作レベルにはなりそうです。

 

勝てる見込みのない試合はしない主義なので、まずはここから。

でも8割以上の勝算が欲しいので、そこまでは出しません。

満を持して出したら全部一次終了とかだったら、

また自分をぶっ壊すところからですけどね。

 

----

 

以上、御織乃でした。

作家業界の「ほう」「れん」「そう」、一例

一般常識における集団行動では

「ほう」「れん」「そう」が基本です。

 

これは学校だろうが、社会だろうが同じことで

報告、連絡、相談なしでは成り立ちません。

 

と、いうことを本日、某所にて確認してきました。

では作家における、ほうれんそうとはなんぞやと。

 

 

Q1. 担当さん、爪が割れて痛くてタイピングできません!

A1. 要連絡、報告に含まれます。度合いによっては締め切りに関わるためです。

 

普通だったら連絡しませんよね。

「◯◯氏(上司)、爪が割れて痛いんで今日仕事休みます」

ふざけんな、と電話口で怒鳴り散らされるレベルです。

作家業界では、これは「連絡」「報告」としてアリのようです。

 

 

Q2. 質問魔って嫌われるんじゃないの? 関係性を築く上で矛盾しない?

A2. 気づくべきことは自分で気づくべきでしょう。

   ですが、もし万が一、最悪のケースとして、最初から書き直すハメ

   になるとも限らないため、聞いておいた方がいいです。

 

この質問の前に、

「仕事をする上で関わる人たちと気持よくできるよう、心がけましょう」

的なことをおっしゃっていたので、それに疑問を呈する形になりました。

 

社会人時代にあったんですよ。

小さなミスがのちのちに大きな事態に発展するケースを考えて、

少し疑問を感じたらすぐに質問していたことが。

 

その頃に言われたこと。

「このぐらいは確認するまでもないから、進めちゃっていいよ」

(ちょっと怒り気味

 

質問をされた側は、答えるために『仕事を中断しなければ』なりません。

集中して行う仕事ほど、質問という事象は関係性に深く関わってきます。

 

正直言って、「……(そのぐらいのことで聞いてくんな!)」

と思われたくないですよね。そのための問いかけだったのですが、

作家業においては、これは質問すべき、とのこと。

 

一般社会の常識とあまり変わらないと言っても、

やはり違うところは違っているようです。

 

 

さて、ここまでが当ブログにおける主題なので切りたいところですが、

続きがあります。

 

その壱

向いてるジャンル分け。

 

・現代風ファンタジー

・バトルもの

・ミステリー

 

の3つの要素が濃く出ているようです。

この3つって、完全に王道パターンですよね。

今まで自分のことを邪道派だと思っていたので、これは想定外。

 

手持ちの作品はすべてこれに当てはまっていました。

ただし、「ミステリー」。これだけはそこまで強くないです。

 

謎、伏線、回収ぐらいしか考えていなかったので、

ひょっとしたら武器になりうる要素なのかもしれません。

 

読んで知っている作品で当てはまりそうなものは……

エーコと【トオル】の部活の時間(電撃文庫:第19回金賞)

・カクリヨの短い歌(ガガガ文庫:第7回大賞)

あれっ、意外と穴場だったりするんでしょうか。

 

どちらもミステリアスな展開で惹きこむ作品です。

ふむむ……本気でミステリーをかじってみましょうかね。

 

 

ちなみに、DOG DAYSが大好きだったりするのですが

「異世界ファンタジー」はまた別物のようです。

 

そもそも「異世界」という時点で高難度の「設定」を要求されると

推察されるため、現段階では無理があるようです。

 

ホントは異世界ファンタジーを書いてみたかったりするんですけどねえ。

 

 

その弐

とある在校生いわく、

・学校に入るまでは書いたことがなかった

・現在、一つ作品を仕上げて応募中(2年生:1年経過)

・応募先はMF文庫J

 

才能が開花したのでしょうか。

MFと言えば「キャラが良ければすべてよし」なイメージなのですが。

そこで問いかけです。

 

「やっぱりキャラですかね。女の子を書けないと?」

「ですよねー!!(ノリノリ」

 

ちなみに、インテリ風の普通の方でしたよ。

エロゲをやりこんでるとかそういった風合いは微塵も感じられませんでした。

ノンヲタク。

 

ふむ、女の子キャラがやはりライトノベルにおいて非常に重要なことは

間違いなさそうです。

 

仮に、「キャラクター」「ストーリー」「設定」の3つで作品が

成り立っているとすると、私の場合は「キャラクター」が最も弱いので

これも抑えるべきポイントですね。

 

はてさて、どんな女の子キャラがいいのでしょう。

今後の研究材料となりそうです。

 

「野郎はどうだっていいんだ。女の子がかわいけりゃそれでいいんだ」

とまでは行かないにしろ、2:8ぐらいの割合で「キャラクター」は

女性重視ですかねえ。

 

 

と、今回はこんな感じのモノを拾ってきました。

 

余談になりますが、4月から消費税が8%に上がるため

4月上旬発売の作品が前倒しで発売されるケースが発生しているようです。

 

いつかは書きたい大好きな「異世界バトルファンタジー」の

「問題児たちが異世界から来るようですよ?」の新刊を読みます。

 

消費税が上がることで、唯一これだけはよかった現象として

作中のネタにでも仕込むとしましょうか。

 

----

 

以上、御織乃でした。

おおきく息を吸いこんで(深呼吸による体調改善法)

なんだか、Wiiフィットトレーナーだか

おおきく振りかぶってだか、どっちを意識したのか

分からん題名になってしまいました。

 

三週間前ぐらいからですね。めちゃくちゃ調子が悪くなりました。

非常にムカムカする。イライラじゃなくムカムカ。

微妙ですがニュアンスが違います。

 

魔改造で自分をぶっ壊していた時期と重なるんですが。

今までの発散方法ではまるで改善しないので、

ムカムカがさらに重なっていく悪循環にハマりまして。

ようやく落ち着きが見えてきたかなと思いつつメモのつもりで記事にします。

 

  深 呼 吸 し ま く れ

 

呼吸が非常に浅かったことに気づきました。

 

なんかスカッとするようなことすれば改善するかなと

サッカーボールを蹴り飛ばしたり、野球の硬球を叩きつけたり

公園の壁にムカつきを塗りたくりながら、すぐに息がきれました。

 

今なら50mを全力疾走してガス欠する自信があります。

 

 

で、二度目の今日もすぐに息切れしたのですが

おもいっっっきり深呼吸をすると、不思議とムカつきが薄れたので。

 

こりゃ、あれだ。

深く呼吸をする必要がないから、いつの間にか呼吸が浅くなりすぎてた

というパターンですね。

 

 

部屋の換気も大事ですね。

寒い日が続いていたので、窓を閉めっぱなしだったせいか

ホコリっぽくて、これも呼吸が浅くなっていた原因です。

 

  深 呼 吸 し ろ

 

だいじなことなので、二回です。

あとはストレスのせいで、ドカ喰いしてしまい

体重がやばいことになってきたので、筋トレもしないとです。

 

 

  朝おきたら、窓を開けて換気。そして深呼吸。

  朝飯を喰ったら筋トレ(腹筋、背筋)をワンセット。

 

 

こんな感じですかね。

 

まさか生活習慣の方から調子が崩れるとは思いもしませんでした。

以後、気をつけないと……

 

 

自己管理も作家の重要なお仕事だと、身を染みて感じとりました。

なにか引っかかったら深呼吸。

酸素がリズムを作り出すのかもしれません。

 

 

やること満載すぎて逃避したいこの頃の

御式乃でした。

魔改造(キャラクター台詞編)

やっていいものかどうか迷った末にやりました。

間違いなく、『魔改造』と呼ばれる部類です。

 

キャラクターを強化したい。そのためにはどうすればいいか。

そう考えた末に見出した方法でした。

 

  とあるRPGビデオゲームのキャラクター台詞を

  すべて書き起こす。

 

着想はこうです。

「ストーリーは決まっている。何周もしたから大筋を覚えている」

「設定も大体知っている。設定という設定もなかったする」

「キャラクターは固まっている。それに沿った台詞が用意されている」

「キャラクターが非常に多く登場し、かつ個性的である」

 

決まりだ。全部やってやろう。

そうして苦行の一ヶ月が先ほど終わりました。

最初の一週間はノリノリで、残りの三週間はストレスしかなかった気も。

 

 

さて、選んだゲームですが、ちょっと大人で仰々しい台詞が欲しかったので

テイルズオブエクシリア2をチョイスしました。

 

「うむ」「なのだ」「いかにも」「なんと申す!?」とかですね。

売れ筋では、アクセル・ワールドの黒雪姫先輩がこういうしゃべり方ですかね。

 

「ガイアス」が当初の目的だったのですが

他のキャラもあれよあれよと、吸収してしまうと同時にツッコミ満載でした。

 

「起こった」「起った」「怒った」統一しろ、語感が同じもん使うな。

などなどライトノベルとしては使い物になりません。

むしろ使える部分の方が少なかった。

 

「ごめん……」「ごめん……」「ごめん……」

ごめんしか言いようないんかい! とかもありました。

 

 

やっちゃったかな。感覚が大きく狂っちゃったかな、と思いつつ。

「やっと終わった」という巨大な安堵感もあります。

 

「もう充分だろう」という思考と裏腹に、

「投げ出さず最後までやることにも意味がある」という

謎の発想が邪魔をしました。

 

思えば、ライトノベルを通じて己を昇華させるため、プロを目指し始めてから

「最後までやり遂げた」ものは、プロット一本を除くと、

これが初めてかもしれません。

 

ちなみに、プレイ済みの方向けですが、

メインエピソードのガイアスが終わった辺りでやめたいと思いました。

そこからはストレスだけが募る毎日です。

もう得るもの得たから次になんかやりたい気持ちでいっぱいでした。

 

 

台詞はもちろん当初の目的のものを拾えましたが

それ以上に、『地の文の大切さと使い方』を痛感した気がします。

 

台詞だけでライトノベルを語ることもできますが

ビデオゲームRPGともなれば、アクションと心理が必要になります。

 

ゲームでは台詞文字やらチャット文字は飾りでした。

声優さんが命を吹き込んで、始めて文章に思想が宿ります。

逆にボイスがなければ、ほぼ無価値。駄文にしかならならないようです。

 

「必要なものを描くために、必要なもの」が見えた魔改造でした。

 

 

   台詞を活かすために、どういう地の文を書けばいいか

 

   ですね。

 

 

それが今回の魔改造の中に詰まっていました。

 

これだけすると、ノベライズしてみたい気持ちも出てきますが……

「もう一度、台詞とにらめっこしながら、地の文を入れて書ける?」

と自分に問えば、書きたくないが正直なところです。

 

もう勘弁してくれってぐらいの拷問でした。

テキストデータ量にして490KBです。どんだけ……

 

このうち、ノベライズで必要な台詞はきっと1/20ぐらいですよ。

1/100まである。

救われません……

 

きっと今回の修業は意味をもってくれると信じなければ、

くじけちゃうレベルですね。台詞はもう大丈夫、ばっちりだ。

ブレはほぼ出ないし、引き出しも増えた。

 

次は……スターオーシャン4を書き起こしたいなー。

 

  や る か よ !

 

恐ろしく時間がかかるし、得られるものはもう得たと思うのでやりません。

好きなゲームであり、ストーリー性があり、キャラクターが個性的である。

そんなものを書き起こしてみるのもいいんじゃないですかね!

何も得られないどころか、感性が狂う可能性が高いですが。

もうヤケクソです。

 

 

さて、次にやることも決まっていたりします。

 

また魔改造ですよ。

台詞の次は地の文ですよ。

 

  キャッチコピー:

   昇華のために個性を殺す覚悟があるか?

 

今回はこの一ヶ月の壮絶な自己改革をお送りしました。

「武器を増やすためにはどうしても一時期、調子を落としてしまう」

そんなものなのです。ちなみに「ちはやふる」の引用です。

 

 

地の文の魔改造……それは!

また今度の機会に記事にしようと思います。

 

次は今回以上に時間がかかると思うので、

魔改造(地の文編)かな、は半年か、一年後か……

いつになるかわかりません。

 

地の文の魔改造を終え、個性を取り戻し

すべてが揃ったときこそ、投稿作を書き上げる勝負のときです。

 

またお会いしましょう。

 

 

自分で魔改造してしまった

御式乃でした。

キャラクターの魅力を引き出すランクアップ方法

キャラクター間の相関図を書こう。

これに尽きます。

というか私も拝聴してから検討して、なるほど納得したクチなのですがね。

意外とやってない方が多そうです。あんまりしませんよね。

 

相関図があれば

・キャラクターのブレがさらに抑えられる

・他のキャラクター視点から新しい一面が見えてくる

・行き詰まった際に動かすべきキャラクターがわかる

・新キャラを入れる際に、かぶらず、個性的で、必要なものを書ける

 

などなど、輪郭をはっきりさせ、ストーリーに深みと味を出し

構成が整うというデメリットがいっさいないステキ仕様です。

キャラクターに関することなのに、ストーリーに作用する不思議現象です。

 

 

でも、相関図を書くためには、主要キャラクターが固まっていないと

いけないんですよね。でないと書けません。

 

下書きレベルでキャラを書ける状態ぐらいにはなっておきたいですね。

そうすれば相関図も書けて、相関図からプロットをさらに膨らませて、

キャラクターを輝かせつつ、それに見合ったストーリーも出る。

 

いいコトずくめですね。

『プロット』『下書き』『相関図』

これが個人的な三種の秘術ですかね。

 

『あらすじ』もありますが、あらすじは人に見せるためのものであり

作品を高めるためのものではないと思うので、除外します。

 

あらすじで読めるものは無味乾燥なものに限ると思います。

あらずじで面白さは測れません。

むしろつまんなそうぐらいでちょうどいいと思います。

実際に読んでみたら面白かった方が、ギャップがあって評価が高そうです。

 

順序としては

『プロット』→『相関図』→『下書き』→『本書き』→『推敲』→『あらすじ』

でしょうかね。

 

下書きの次ぐらいにあらすじを持ってきてもいい気がしますが

最終的にもう一度書き直す気がするので、必要ないかなと。

 

だんだん具体的な内容が多くなってきたような気がしますが

あくまで個人例ですので悪しからず。私はこれかなぁ、程度です。

 

早く作品を書きたいのですが、修業という名の苦行がまだ終わっていないので

ここに創作的な文章を書いてリフレッシュです。

 

……今やっていることが終わったらまた苦行なんですけどね。

やることがわかっていて、それが苦しいと知っていて、

やらなきゃいけないんだけど、それが役に立つかは未知数。

もう毎日がストレスです。

 

でも、きっとこれが受賞作を創りあげる基礎になるはずなので

がんばりますよっと。

へへっ、双極性障害者が、がんばるって死と隣合わせなんですよ?

 

ぜったい受賞しちゃるけん!

 

----

今回は果てしなく駄文ですね。

以上、御式乃でした。

ノベルス専門学校の有効性についての検証と考察

いったん消してしまった記事を

再編集して掲載という形をとります。

 

内容が踏み込みすぎ、かつ少々過激だったため

かなりオブラートにつつんでお話します。

(※それでもこれだけのものになるか、と書き上げてから驚愕)

 

 

まずですが、ノベルスの専門学校をWeb検索しても

候補は2,3個しか出てきません。

 

わたしが調査したところでは、東放、AMG、バンタンの3つぐらいです。

これらはすべて、『ノベルス以外』のジャンルを発祥としています。

ゲーム制作だったり、アニメ制作だったり、声優育成だったりですね。

 

『ノベルス』というジャンルはかなり異質です。

他の分野と重なるものが少ないのです。

 

『ゲーム』なら、『アニメーション』『ゲームシナリオ』『声優』

『アニメ』なら、『漫画』『イラストレーター』『カットシーン』

『漫画』なら、『アニメーション』『イラストレーター』

といった具合に、他ジャンルとの親和性が高いのです。

 

対して、『ノベルス』は寄り添える分野がありません。

『ノベルス』は『ノベルス』しかありえないのです。

 

多少は重なる部分はあります。

『漫画』は原作という形にすれば『ノベルス』が活かせます。

『アニメ』は脚本という形にすれば。

『ゲーム』はシナリオという形にすれば。

ただし、『ノベルス』本来の形とはまったくの別モノです。

 

『ノベルス』は『文章のみ』によるエンターテイメントです。

他に入る余地はありません。そこが『専門学校』として問題なのです。

 

 

専門学校は、客からどれだけ金を巻き上げられるか。

それこそが本懐であり、ぶっちゃけ入学させちゃえば、あとはどうでもいいんです。

経営と運営、そして講師は分離されています。

 

結論から言ってしまいましょう。

 

 

     講 師 だ け で い い で す。

 

 

金儲けの悪徳算段をしている「経営と運営を排除すべき」ですね。

 

儲けるためにはいろいろなジャンルを扱った方が都合がいいのです。 

『アニメ』『漫画』『イラスト』『ゲーム』『サウンド』『映画』etc...

まとめて扱えば客はどんどん来ます。

 

生徒が増えれば、格好がつく形ができます。

数が増えれば実績もついてきます。経営側としては理想的です。

数を集めて、そこから極々少数でもデビューが出ればいいんです。

下手な鉄砲理論です。でも、華々しいプロデビューの話は聞きませんねえ。

つまり、そういうことなんでしょう。

 

きっと、造ってみて損はねぇんじゃね、ぐらいの境遇が『ノベルス』です。

これも経営の観点です。生徒のためでなく、自分たちが儲けるための手段として。

 

任される講師は大変です。

凡才や才能のない生徒をプロとして通用する水準に高めるには、

多くても2,3人の受け持ちが限度と察します。

 

その10倍以上──2,30人を一度に教えなければならない。

必然的に講義内容は『誰にでも当てはまり』『誰が見ても正しい』

非常にどうでもいいものになります。

 

仲間うちで談義していればいつかは話題にのぼって

だれかが答えを出すようなものしか聞けません。 

 

講師が悪いんじゃないですよ?

そんな状態を作っている経営、運営が諸悪の根源です。

講師にはいくら渡しているんでしょうね……わたし、気になります

 

それでいて、他の学科と同じ水準の金額を要求してきます。

専門学校の授業料はぶっとんでいます。

これでよく客が来るな、というぐらいにぼったくってます。

 

講義の内容は薄いし浅く、大学のようにOBやOG会など

学校主導での卒業後サポートケア体制もありません。

 

 

 

         今、現在──

 

   真のノベルス専門学校は存在しません。

 

 

 

『仮初のまがい物』がある程度です。

専門学校を検討中の方。やめておいた方がいいと思いますが。

いっとき流行った、英会話教室と同じようなものですよ。

 

こんなんだから

「専門学校に行ってるやつは絶対にデビューできないね」

「金をドブに捨てるだけのブルジョアならいいんじゃない」

などと揶揄(やゆ)されるのです。

 

まったくをもって同意です。

 

 

もう一度いいますが、専門学校を検討している方……

ぜっっったいに止めておいた方がいいですよ。

 

むしろ、専門学校で覚えられる知識やテクニック、メンタルトレーニングを

どうやって地力で身につけるかを模索すべきです。

 

 

高校生、または浪人生の方には100%大学の方へとアドバイス。

上でも触れたとおり、ノベルスはまったくつぶしが効かないです。

  

ちなみに、御式乃は地方三流私立大卒の理系ですが、

突発的事象における対処が冷静で的確(慣れっこ)だったのと

その会社の仕事を間近で見て、聞いて、いろいろ教わった経験から、

成長いちじるしかった(過去形)グループ総数1万人規模の

準大規模級の企業に勤めていた経験があります。

 

その中でも新人のうち、ごく一部のトップエリート集団的な位置でした。

双極性障害がうまい具合に出てくれた結果で、まぐれアタリですが。

 

もう辞めてしまった理由は今回のテーマに同じく

「現場をまるで見ようとしない経営陣があまりにもアホすぎて呆れたから」

です。

 

現場は本当に殺伐としていました。

新卒で残っている同期(そのトップエリート)も1/5程度のようです。

中心で踏ん張りつつ、情報を発信し続けてくれる同期いわく

「完全にブラック」だそうですが。

 

トップエリートがこの具合なので

使い捨て要員はほぼすべて入れ替わっているでしょう。

 

 

話を戻しまして──

 

つまり、作家として生計を立てられない状態で卒業した場合

最終学歴は「高校卒業」と同程度か

「専門学校でなにやってたの? それなんの役に立つの?」

と聞かれるレベル。

 

「誰をも魅了する物語を御社で書くことができます!」

とか宇宙語を話すのがオチです。

 

 

OB、OGのような卒業後のケアサポートもなく

ひとりでやるしかないが、やれることがない。

 

フリーターでなんとか食らいつきつつも限界。

そうなったら……

最終的にどうなるかは想像に尽きませんね。悪い意味で。

 

 

希望的観測をひとつ。

 

ノベルス専用の学校や、現役プロの座談会なんかが登場したら

今あるまがい物なんて塵芥(ちりあくた)に消えますよ。

 

経営が絡まない分、費用は1/10~1/50ぐらいまで考えられます。

ボランティアで開催してくれるプロや編集、企業があらわれたら──

そうなったら面白いですね。ふふふ……

 

 

今回の記事を要約すると

『ノベルスの専門学校なんて存在しませんよ』

『存在しない場所に大金を落として通うなんて愚策の極みじゃない』

ということです。

 

有効性の問題以前に、まだ専門学校たりえていないのが現状です。

 

 ----

以上、御式乃でした。

分類法 - 『キャラクター』『ストーリー』『設定』

作品をプロット化するにあたって

『キャラクター』『ストーリー』『設定』

の3つに分類する方法論があるそうです。

 

その3つの作り方について

今回は少し考えてみようと思います。

 

『キャラクター』

・見た目

・性格

・心理

・行動

 

『ストーリー』

・なにを読者に訴えるか

・なにを読者に伝えるか

・どうやって読者を楽しませるか

・どうやって読者を物語に引き込むか

 

『設定』

・世界観

・キャラクターの強化

・ストーリーの味に深みを出す

・派手派手しい現象をひとつ(技や能力)

 

 

こんな感じでしょうか。

浅すぎる気がしますが・・・

 

私としては『設定』が一番苦労するのですが。

 

ともすれば中二病な設定にするか

それとはまったく縁のない設定にするか

悩ましいところです。

 

「バントヒットでも内野安打なんだよ!」

な御式乃は中二病から遠いものを選びがちです。

 

でも受賞する作品って

ほとんど中二病を上手く処理したものだと思うんですよね。

すなわちこれ王道。

 

『設定』がありきたりだったり、ちょっと上手い程度とすると

差が出るのは『キャラクター』と『ストーリー』ってことに

なりますね・・・

 

う~ん、やっぱり素人としても強化すべきは

『キャラクター』ですかね。

 

キャラがよければそれだけで受賞する

とか冗談だと思いますけど、そんなんもありますし。

 

実際、キャラがいいから面白く感じて

買っている作品ありますからね・・・

 

問題児とか、問題児とか、問題児とか。

修羅神仏は好きじゃないんですが、キャラが好きです。

フリーダムすぎるけど息が合っており、かつ手に負えない問題児。

次はなにをしてくれるんだろう、的なワクワク感が止まりません。

 

設定が凝っていて、そっちを見ている読者が多そうなんですけどね。

でも作家を目指す身としては、やはり『キャラクター』を!

・・・こんなキャラクター創れたらなと理想論です。

 

主人公の逆廻 十六夜(さかまき いざよい)は男性人気ランキングでも

上位に食い込んだらしいですし。

 

すがすがしいぐらいの問題児で好きです。

今は絶賛大ピンチのようですけど、新刊まだかなーっと。

 

 

『ストーリー』は『キャラクター』を研究して

深く、深く、深く──沈んでみると見えてきますよ。

 

ちょっと賭けな実験をしましたが、見事成功した成果ですので。

『キャラクター』にまつわる『ストーリー』という意味ですけど・・・

 

『設定』だけはどうにもわかりません。

中二病な設定だけど、面白くなるコツがあったら教えてほしいものです。

 

----

以上、御式乃でした。

プロットを書く。その奥深さ。

この記事は別所で掲載したものを一部改稿しています。

 

プロットを書かないなんてありえない。

でも実際にそういう作家さんはいます。

では彼らはどうやってストーリーを作っているのでしょう。

 

きっと「書きながら」「頭のなかで」

別離させなくとも現在進行形で執筆と構成、

終わり方までプロット起こしせずともできるのでしょう。

 

これも一種の才能。速筆のキモはきっとここでしょう。

 

以下は別所で書いたものですが、そのまま掲載します。

 

----

「プロットを書いてみましょうか」「まず一作完成させましょう」

去年、とある場所でとあるプロ作家さんに言われたことなんですがね。

まあ誰にでも当てはまる最初の一歩ってやつですね。

 

プロットになってるのか怪しいものですが、まあ書きました。

理由がふざけていて、上でちょっと書いたんですが「俺の方が面白くね」という、

ふとした思い込みから。

 

いざ書いてみたのですが、頭の中で練り込んでいたものが

スッポリ抜けてしまった感じで、

どうにも調子が上がらないんですよね。

 

まあ改めて……受賞を目指した作品作りって、くっそムズいですね。

頭の中で練っていた方がいいと思うのですが、容量的に限界がきてしまう。

でもプロット化してデータとして残すと、

安心感からか創作脳が明らかにサボっているんですよ。

 

PCのメモ帳に書いたプロットを膨らませて面白くできれば最良なんですがね。

あえてもう一度いいたい。これくっそムズい。

 

プロット化したデータと創作脳を、

ダイレクトでリンクさせる技術が必要だと思うんですよ。

これはメンタルトレーニングですね。難易度高いなあ。

 

しばらくプロットとにらめっこする日々が続くような気がします。

起承転結、序破急、プロットポイント(1)(2)を抑えながら、

全容を作る。うむキツイ。

 

まあ最初にエンディングを作って、その次にオープニングってのは、

プロットを作っていてわかってきました。

 

実際に書くにしても最初と最後が決まってないと話の作りようがないんですよ。

最初に終わり方から入るという手法は私には難しいですね。

「始まりを書いて」じゃあこの物語の終わりはどうなるんだろうと

「終わりを書きます」。

これでプロット作りがかなり捗るんですよね。

 

終わりと始まりを書くのは素人でもできると思うんですよね。

それを魅力的なストーリーに仕上げることが地力を競う本当の戦い。

それができない。

 

まだまだ地力が足りないのは十分承知なのですが、なんとかならないかなと。

この辺を上手く転がせないのが「不調」と感じている原因だと思うのですが。

自分で言っちゃうのも変ですが、明らかに次のステップに進んでますね。

そしてハードルの高さにすっ転びまくって前に進めない状態。

 

プロットレベルなら「起」「結」はこれでとりあえずいい。

問題は「承」「転」がまるで魅力的なプロットにならない点。

「承」に繋がるインパクトシーン1、

「転」から「結」をつなぐインパクトシーン2、

こいつらも難関ですね。

 

奥が深いにもほどがある。

本当にライトノベルでプロになると決めたときに「これは山だ」と例えましたが

勢いだけで登るのは限界があると思い始めました。

 

高い山にアタックするには「計画」が必須なんですよね。

天候を読み、体調を管理し、登頂予定のルートを把握する。

これがプロット起こしと類似しているんじゃないですかね。

 

まあ、いろいろやってみます。

何もできないなら頭をからっぽにしてリセットします。

なんせ、頭にあったものはデータ化してもう分離させてしまったので。

 

今年が終われば二年目が終わり三年目に突入する。

初夏までに完全なプロットを仕上げられるかで、三年目に作品を提示できるか決まる気がします。

----

 

御式乃でした。

二周目へ向けた方針と、新人賞のメカニズム

さて、と。

粗方読み尽くしてしまったので、二周目に突入しました。

 

読書メーターの方もピタっと止まったような感じになっています。

最初は「売れてる本から根こそぎ奪ってやる」ぐらいの

意気込みではじめたものの、達成してしまうと次が見えなくなりますね。

 

とりあえず、私の場合はライトノベルの読書をイコール

新人賞受賞のための研究と解読、その次に娯楽という

二段構えで行っていたので、苦痛と快楽が両天秤状態でした。

 

して、読み終えてしまっても書き方がわからない状態に突入しました。

おかしいな……初夏ごろまでは読みつつもちょくちょく書いていたのに

全く書けないのです。

 

この精神的な不調はよくわからんので放置しました。

 

で、まあ好みの作品の二周目という再読が開始されました。

本当は100冊読んでからにしたかったのですが80冊ほどでリタイアです。

 

僕は友達が少ない(再読終了)

問題児たちが異世界から来るそうですよ?(再読中)

 

面白かったなー、読みやすかったなー、など本能の赴くままに取りました。

 

 

ところで話が一気に飛躍しますが

面白い話であれば三次選考(最終選考一歩手前)までは残ります。

 

一次選考、三次選考、最終選考、この三つ。

三次選考までは事前に読める眼ができたと思うのですが、

その先がどうしても見えなかったため

とある信用ある筋から情報を得てきました。

 

三次選考までは「加点方式」なんですよ。

面白ければここまできます。ちょっと足りなければ二次選考ですが

まぁあまり変わりません。

 

大体、応募総数から1/10程度に絞られます。

それなりに面白ければ普通に残れる競争率だと思います。

 

激変するのはその次。

選考方式が変動します。

 

「減点方式」

 

国語の論述文でありますよね。

ここがダメ、ここの用法が違う、ここは作風と言葉遣いが不一致

などなど。

 

とにかく粗のある作品からガシガシ落とされていきます。

尖った作品? 面白い作品? 違います。

この先は「完成度」で競い合うことになります。

 

最終の直前でいつも落とされる方はココ。

文章力、構成力──なにより即戦力が足りない。

 

三次選考からその次までに、さらに1/10程度まで絞られます。

この壁が厚すぎる。それの突破口が今まで視えなかった。

 

 

ガガガ文庫が流行に囚われずに我が道を行っていると聞き

・カクリヨの短い歌(性に合った:面白かった)

・王子降臨(性に合わなかった:適当に流した)

・人形遣い(積み本中)

を読んでみました。

 

「カクリヨの短い歌」はどことなく好みで、読了済みの「ダンタリアンの書架

に通じるものがあり、和風の物語が好みということもあって面白く読めました。

 

「王子降臨」は正直ついていけませんでした。

面白くない以前に表現の性に合わない。

 

「人形遣い」は冒頭ぐらいですが食指が動かない積み本になっています。

 

と、まぁこの三作品に共通して抱いた感想は「完成度が高いな」でした。

ネタとしては使い古されたり、異質だったりでしたが、文章がしっかりしている。

ド初心者でも読んでいてイライラしない。

 

 

などと分析を重ね……受賞するにはどうやっても文章力の壁を突破しなければ

ならないという結論に至りました。

 

ちなみにガガガ文庫を例に出しましたが、情報筋から聞いた新人賞は

それはもうひどいようです。勝負作は絶対に出さない。

適当なものを投げつけるぐらいで丁度いいなどと考えていたり。

そこで受賞する気は正直に言って──ない。

 

新人賞の選考メカニズムを解明したところで私にはまだまだ縁はないのですがね。

とりあえず研究所という形式をとっている以上、こういう

「更新頻度は低いし、期待するだけ時間の無駄な気がするけど、

ときどき凄い情報を持ち帰ってくる」的なアピールをしてみたり。

 

あらゆる能力が底辺レベルですが、観察眼、洞察眼、推測仮説解読は

なかなかのものなのですよ。

 

 

さてと、文章力が最終選考まで突破する鍵だと今のところ結論づけているのですが

私の場合、そもそもすぐに身につくわけでもないので、

別の角度から模索しています。

 

すなわち

 

作風に合っていれば別に高度なテクニックなしでもいいじゃん」

 

というもの。

最近の受賞作やら本屋に陳列されている作品を読むと

文学的なモノが強いんですよ。

 

「こんなもん書けるようになるまで10年はかかるわ」

というのが結論。

 

それじゃどうするか。

軽いノリで文章作りをしてネタで勝負をする。

今のところこれが結論ですね。

 

結局のところ、初心者にありがちな台詞集に帰ってきてしまったわけですが

そもそも難しく書く必要はどこにある。という開き直りです。

 

作風と文章が一致してりゃいいんだ。

難しい作風で難しい文章を書くのが主流みたいですが、

簡単な作風で簡単な文章を書いたっていいはず。

 

というわけで、創作は置いておいて気楽に読めて楽しめる作品の二周目です。

 

僕は友達が少ない(再読終了)

問題児たちが異世界から来るそうですよ?(再読中)

 

ね。アンポンタンでも面白おかしく読める作品でしょ。

こういう作風を目指してみようかなと。

まぁ、新人賞でこの手のものが受け入れられるかは未知数ですが……

 

これは感覚的なものですが、現在の受賞作は

文章力8:アイディア2ぐらいの割合だと思うんですよね。

 

私は文章力6:アイディア4ぐらいを心がけてみようかなと。

この道を選んだからには絶対的に必要になってくるのは……

「圧倒的に個性あふれるキャラクター」と考えています。

 

再読中の上記二作品で特に優れているのはまさにその点なり。

 

まぁ面白おかしく読んでいるだけなんですけどね。

今回はほぼ100%娯楽目的で読んでいます。実に楽しく時間を忘れる。

 

 

今回役に立つ内容は新人賞のメカニズムぐらいですが、

きっと「どこから漏れた!」ぐらい重要なことなので内密に。

 

これを知っている人と知らない人で途方も無い差ができると思うので

黙って自分の中にしまって、受賞に向けて取り組んでください。

 

私はしばらく気に入った作品の再読をしてます。

新人賞に出す本命作品の創作なんてまだまだ。

 

 

御式乃でした。

自分はだれ?(高校文化祭編)

学園ものはどこかしらで出てくる出現度の高い題材なので

見学を装った取材に行ってきました。

 

特定されたくないのですが母校。

当時の私は、学校活動に壮絶なまでの非参加な生徒でした。

そのぶん、他にやりたいこと……ではないですね。

目指したいこと、成したいこと、到達したい場所。

そんなものがあったのでそちらに必死でした。

 

なので、高校生活というものに相当疎いと自覚しているので

それを補うことを第一目的として行ってきました。

 

斜に構えた高校生を主人公にして学校生活を皮肉る──

それは「やはり俺の青春ラブコメは間違っている。」で

ウケているので押さえておこうと。

 

 

私はリア充ではありましたが、学充(造語)ではなかったので。

学校は行って帰るだけ。一夜漬けタイプだったので大学は指定校推薦に逃走。

そうですね、例えば──

 

・高校生活に未練たらたらのまま社会人になってしまった主人公

・ブラックアウト(なんかで)すると気づけば高校生に戻っていた

・鏡を見て「誰?」

・自分がどうなったのか、そして鏡に写った今の『自分』は何者なのか

*謎解きが最前面の「異世界」「バトル」「青春」などなど

 

基本骨子としてこんなものができますね。

「とある魔術の禁止目録」「やはり俺の青春ラブコメは間違っている」

「アクセル・ワールド」などなど、学園系にいろいろ発展させられそうです。

そこまでの技能がまだないので書けないですけど。

 

 

そしてやはり話がずれたので戻し、

結論、自分は変わっていないようだった。高校生に混じっても浮かない。

大人ではない。これも自覚している。というか大人とかなりたくないし。

 

精神構造的には高校生のころをベースに、そのまま経験値を上乗せした

そのような状態というか。

 

「君なんて社会人じゃないよ」

とか上の人間に言われたことあったっけな。

そのとおり。私は自分が社会人とは思っていない。

そもそも社会人の定義が不明なので、それを自分で名乗ることはない。

大人も同様。大人って結局なんなのよ、ということで私は大人ではない。

だが子供でもない。子供のような存在ではあるが、それそのものではない。

 

自分で言ってしまうのも、ですが

 

「純白」

 

これに尽きるかと。

性別はご想像にお任せしますが、よくこんな存在ができたものだと。

18禁どころか16禁にすら触れず、穢れず、膿まず……もうすぐ魔法使い。

 

 

どんな物語ができあがるかな、と自身で楽しみにしつつも

文章がずれている現状にため息。

 

8月下旬ぐらいから自作PCがずっとトラブルで復旧作業に従事していました。

読書どころじゃない。今現在も進行形ですが、ようやく目処が立ったので、

少しこうして書いているわけですが。

 

さて、高校文化祭。ネタ満載。

とりあえず後追いをしてみるのが先達に学ぶというもの。

 

けいおん!

おんぼろの第二体育館にて見学。

そんなに客はいなかった。物語にするならロマンは必要ですよね。

結構な規模のミキサーを操作する生徒の方が気になった。

 

私の耳がいいにしても音量デカすぎだろう……

ボーカルの声がほとんど聴こえなかったぞ。

 

 

・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる

茶道はまったく知らなかったので茶道部でお茶を一杯体験。

正座で足がしびれ立ち上がれなくなる現象を実体験。

これはおいしい。

 

ちなみに在学中に茶道部はなかった。

 

 

・やはり俺の青春ラブコメは間違っている

フェスティバッている感を実体験。これはすごい。

狭い廊下がぐちゃぐちゃ。

装飾いろいろ。資料として写真ぱしゃぱしゃ。

 

近隣住民、中学校時代であろう知り合いも呼んでか、

校舎に収納できる人数じゃねえだろこれ。

 

ちなみに当時の私はというと、人気の少ないところに避難していた。

くたばれ文化祭。

 

 

・アクセル・ワールド

主に校舎の構造について資料集め。

新校舎はかなり特殊というか、現実感が薄いというか、

「こういうのが物語に出てきてもおかしくないよね」ってぐらい

近代的な構造物なので、基本をほぼそのまま使ってヨシと判断。

 

変わっていなかった現第二体育館(旧第一体育館)の

オンボロとのコントラストがひどい。

旧世界と新世界が隣り合っている物語が一本書けそうなぐらいひどい。

 

 

僕は友達が少ない

自主制作映画というものを見学。時間制限上、一本しか見られなかった。

……とりあえず「シド・フィールドの脚本術」を読め、と先輩づらなら一言。

ネタとしてオイシイものがごくわずかにあったのでそれだけチェック。

あえて言おう。くっそつまんなかった。

文化祭だものね。遊びだものね。プロ意識とかないもんね。

 

創造の文化祭の中でさらに出し物を創造する未来が見えました。

 

 

*全体的に

ぬるい。そう感じました。

高校生当時の私が相当に尖っていたので、

それと比較してしまっているのかもしれませんが。

「薄い」とは違うんですよ。感覚的にしか言えないのですが「ぬるい」。

うん、これは「ぬるい」。はっきり言えます。感じました。

 

他には「硬い」ところとかあったかな……

これは「緊張感」に言い換えられると思うんですけど。

危険度が高いアトラクション系はスタッフ(生徒)の表情が

引き締まっていましたね。これを「硬い」と感じたのでしょう。

 

「硬い」とは似て非なるもので「必死」。これは部活動発表系。

緊張感よりアピール精神が勝ったか、

活動で緊張を覆って、感じにくくしているようなもの。

どちらかと言えば、これを見る観客の方が物語に活かせそうな気がしました。

期待もあれば緊張もあり、何も知らない感じもあり。模様さまざま。

部員の一体感に対して、観客の千差万別。べつの形で活かせそうな感じ。

 

ちなみに部活顧問のことばに「こりゃダメだ」を感じる。

「一生懸命────させている」

 

させているって言ってる時点でダメだろ。

本当に上に行く者は「する」んですよ。

高校生当時の私ですらそう言えるんだから間違いない。

頂上到達の達成感はひとしおだった……が、終わった虚無感がさびしかった。

 

今また新しい山を登る。

 

 

来年もまた行こう。

感覚のチューニング的なものになると実感したので。

 

精神年齢が重要であって実年齢は関係ないのですが、

社会や文明的な変化で異なるものがズレを生むことがわかったので。

 

あの「ぬるい」感じを逆に武器として使えないだろうか。

早く作家業に戻りたいと強く思いつつ、自作PCの復旧作業をつづける

 

御式乃でした。 ……ぜんぜん纏まりがないこの文章がひどい。